2023年6月6日。
この日をしっかりと覚えておきたいと思います。
ひまわり初の見学生、来校ー!!!!!
しかもありがたいことに2人も!2人は友だち同士だし、他の場所にも行ってるから来やすかったんでしょうね。自宅なのに、初めての受け入れで緊張してるみょの方がアウェーな感じでした(笑)
さて、二人は中学生です。小学校教員をしていたみょにとってはあまりなじみのない思春期の子どもたちですが、色々と模索しながら関わってみました。
どんな活動をしたか
子どもたちってゲームが大好きです。特に中学生になると落ち着いてくるので、あまり体を動かす遊びで楽しむことが少なります。
しかし、ひまわりにはゲームがありません。私がやらないもんで・・・。
じゃあなにをして過ごそうかなーと考えたときに、ゲームに近いもので中学生にもとっつきやすいのは、これかと↓
そして、少しお話を聞くと、プログラミングにも興味があるとのことで、こんなものも用意。
自分でプログラムを組んだらその通りに動くロボットです。
ということで、3つの選択肢を提示してみました。
①マインクラフト(パソコンに入ってる教育用の無料版)
②スクラッチ(プログラミングゲーム)
③マイクロビット(作ったプログラムで動くロボット)
結果、この作戦は半分成功、半分失敗でした。
良いとっかかりになったし、たくさん遊んでくれたけども、子どもたちがみょよりも全然詳しかったという。。。もっと予習しておかないと、楽しめることの幅がせまくなっちゃうのね。
今回、初めての訪問での活動を考えるときに、大事にしたことがあります。
「仲良くなるためには、一緒に遊ぶんじゃなくて、一緒に簡単な作業をやる」
遊ぶって関係ができてないと難しいですよね。知らない人といきなりカードゲームとかをするのは、緊張するし、何を話していいか分からない。
でも作業を一緒にやるのなら、必然性もあるし、仲良くなることが目的じゃないがゆえに自然と話しやすいのかと!
だからあえてロボットを組み立てておかず、一緒に組み立てる作業をのこしておきました。(結構難しい作業にはなっちゃたけど・・・)
結果、仲良くなれたし、最後の方には3人でドンジャラをして遊ぶことができました(^_^)
感想① 家の外に安心できる居場所が大事
さて、初めての見学生を受け入れた感想です。
「いつもなにしてんの?」
って聞くと、
「家でゲームしてる」
という答えでした。
他の居場所にも行っているので、365日家にいるわけではないですが、毎日のように行ける場所はないみたいなんです。これは学校に通っている子との大きな違いだと思いました。
家の外に出るってこと自体大切です。目的地に着く過程だけでも刺激がありますから。
やっぱりフリースクールだったり、気軽に行ける場所がたくさんあることって大事!
親以外との人との関わりの中で見えてくるものもあると思います。
感想② 学びに結び付けるのって難しい
今回は初めてということもあり、子どもたちがパソコンをいじっているのを横で見たり、サポートしたりするだけでした。
ただ、今回のように初めてじゃなくても、子ども自身がやりたいと思っている活動を学びに結び付ける難しさを感じました。
プログラミングであれば、こんなプログラムやこんなプログラムもあるよ!と選択肢を用意する必要があったなぁと思いました。そしてその過程に、論理的思考力や数学の基礎、英語などを仕込んでいかなければならない。
そのためには自分自身がもっと勉強してスキルを高めないといけないなぁと感じます。
でも、今回少しだけそれがうまくいったと思うのは、ドンジャラで遊んだことです。
みょがドンジャラを触っていたら、「やりたい!」と言ってくれて、3人でやることになったのです。
その時に、点数を計算したり、説明書を読み解いたり、ということが必然的に行われることになりました。これはまさに国語や算数の力です。
もっと言えばドンジャラをさわって並べること自体、指先のトレーニングじゃん!
自然と楽しく学べる仕掛けをたくさん用意したいです。
感想③ やっぱり大人の思うようにはいかない
ひまわりでは特に時間割のようなものは設けてませんが、一応一日の流れを提案しています。
一つだけみんなで一緒にしたいことは、お昼ご飯を作ること。
今回は、お昼の時間になっても、ゲームに夢中。お腹が空いていない様子だったこともあり、簡単にできるパスタを提案。
一緒にパスタを作ってくれるかなーと様子を見ていたら、一人の子がお湯を沸かすところまでやってくれました(^_^)そして、あとのソースを温めたり、パスタをゆでたりするのは、みょが行いました。
やはりこちらが提案したようにはいかない。料理をする中で学べることは多いとは思いますが、まずは一緒に料理を作ろうと思ってもらうことからですね!学校だったら子どもたちは喜んで料理してくれますが、勝手が違います。
でも、料理だけに限らず、色々と活動の提案はしていきたい!自分の知ってる世界の外にも楽しいものはいっぱいあるはずだから。バスケ、謎解き、科学大実験など、イベントを開催して子どもたちが少しでも興味を広げられたらいいなー!
まとめ
二人の子は仲良しですが、タイプが違う二人でした。
自分のやりたいことがはっきりしてて集中しまくる子と、色んなことを体験してみて好きなことを見つけたい子。
それぞれに合ったアプローチができそうで、ワクワクしました。もっと二人のことを深く知っていく中で、サポートできることも増えてきそう。
絶対また来てほしいー!!
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