ひまわりの考え方

何かを選ぶってことは何かを選ばないということ

ひまわりの考え方

本日は教職員離任式がありました。

他の自治体ってこんなんやってるんかな?

できれば出席したくない気持ちがありましたが、今の自治体の正規職員としての区切りをつけるためにも、出席することにしました。

みょは1年しか今の学校にいなかったので、最後のあいさつでは良いことを言うつもりなんて1つもなく、

「絶対にひと笑いとってやる!!」

というモチベーションで挑みました。

その試みは、無事成功?したかな?笑

ちょっと分かりませんが、80点のスピーチはできました。

 

そんなこんなで泣くつもりなんて一切なかったんです。

でも、担任している子どもたちからお花を受け取るときには、色んな思いがあふれてしまって、目から水が。。。

もっと一緒にいたかったなー、とか、タイミングミスったなー、とか裏切ってごめんね、とか。

やっぱり何かを選ぶことは何かを選ばないことなんです。

私は自分で学校を作ることを決めたので、あの子たちと過ごす学校生活とは両立できませんでした。

どうせ、どっちも選んでも後悔します。

「やりたいことやったもん勝ち、青春なら」 by 勇気100%

という言葉を信じて進んでいきます。

 

でもそれと同時に思ったことは、子どもたちは自分で選べることが少ないってこと。

あの子たちが本当に私を求めてくれるなら、ぜひ「ひまわり」に来てほしいんです。

でもそれって自分だけで決めれませんよね。お金のこともあるし。

大人だったら、

「先輩、おれも会社辞めて、ついていきます!!」

みたいなことは可能です。

 

そう、大人になったら選べることは増えるけど、子どもって選べないことが多いんです。

学校もそうだし、担任の先生もそうだし、学習内容もそう。

でも大人は仕事も選べるし、住みたいところや一緒にいたい人を選ぶこともできる。

上司や同僚は選べないけど、退職を選ぶことはできる。

こうやって大人になったときに良い選択ができるように

子どもたちは自分で選んだり決めたりする経験をたくさん積んでいかなければいけないと思うのです。

そして子どものうちに致命傷にならない程度に失敗して学んでいくべきです。

包丁は使わないと、うまく使えるようにならない。(ある方の受け売りです)

置かれた場所で咲きなさい、も大事だと思うけど、自分に合う場所を選ぶことも大切です。

そして子どもたちの選択を尊重することで、

「やりたい」を増やして

「できた」を増やしたい。

子どもを信じ、子どもの自己決定を最大限かなえられるようにする。

「ひまわり」はそんな場所にします。

 

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